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都営大江戸線 地震

都営大江戸線、地震で揺れにくい駅ランキングTOP10【2026年版】

都営大江戸線の駅で、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率がもっとも低かったのは光が丘で、値は41.2%でした。

2026-09-16 公開 ・ 出典は使用データ

都営大江戸線の色の濃いところほど揺れやすい地盤(首都圏の中での相対)と駅を重ねた地図

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都営大江戸線の駅で、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率がもっとも低かったのは光が丘で、値は41.2%でした。上位10駅は光が丘寄りの住宅地に多く、都心の台地にある駅もいくつか入っています。

私たちは防災科学技術研究所のJ-SHIS(地震ハザードステーション)の予測を駅ごとに集計し、対象の38駅を30年震度6弱以上確率の低い順に並べました。数字が示すのは30年以内に震度6弱以上となる確率で、駅から半径800mの円の中の平均です。徒歩圏人口が一定以上の駅だけを対象にしています。

首都圏はどこも確率が高い地域で、「この駅なら揺れない」と言える場所はありません。ここでの順位は、同じ路線の中で揺れやすさを比べる目安として読んでください。

都営大江戸線で地震で揺れにくい駅 TOP10

順位 所在地 30年震度6弱以上確率 首都圏での順位 徒歩圏人口(2020)
1 光が丘 練馬 41.2% 上位 22% 36,115人
2 中野坂上 中野区 42.7% 上位 25% 52,270人
3 練馬 練馬 44.0% 上位 27% 44,847人
4 新江古田 練馬 44.1% 上位 28% 40,316人
5 本郷三丁目 文京区 44.4% 上位 29% 35,151人
6 練馬春日町 練馬 44.6% 上位 29% 31,275人
7 豊島園 練馬 44.7% 上位 29% 35,618人
8 東中野 中野区 45.2% 上位 31% 51,496人
9 牛込神楽坂 新宿区 45.6% 上位 31% 42,432人
10 新宿西口 新宿区 45.8% 上位 32% 15,401人

都営大江戸線、地震で揺れやすい駅ワースト10【2026年版】

各駅の短評

1位 光が丘練馬区)

路線の端にあるこの駅が首位でした。台地の上に住宅地が広がっていて、地盤が比較的しっかりしていることが確率の低さにつながっていると考えられます。首都圏全駅の中での位置は上位 22%で、徒歩圏には36,115人が暮らしています。

2位 中野坂上(中野区)

路線順で数えると、光が丘から9番目にあたります。徒歩圏人口は52,270人で、上位の中でも多い部類です。住宅の多い地域で揺れにくさも重視したい人にとって、有力な候補になります。

3位 練馬練馬区)

乗り入れる路線が多く、西武有楽町線・西武池袋線・西武豊島線・都営大江戸線を使えます。偏差値は54.2でした。乗り換えの便利さと地盤の安定を両立しやすい場所といえます。

4位 新江古田練馬区)

隣の練馬と値はほとんど変わらず、44.1%でした。駅の周辺は住宅地が中心です。台地の上の街並みが、隣の駅から途切れずに続いている区間と読めます。

5位 本郷三丁目(文京区)

都心を回る区間にありながら、上位の前半に入った駅です。路線順では光が丘から26番目に位置します。台地の上にあることが、周辺の低地の駅との差になっていると考えられます。

6位 練馬春日町練馬区)

光が丘のすぐ隣で、首位の駅と同じく台地の住宅地に属します。表の中では中ほどの順位ですが、路線全体の中央値である49.4%と比べると低い水準です。

7位 豊島園練馬区)

使える路線は西武豊島線・都営大江戸線です。一つ上の練馬春日町とは表示の値がわずかに違うだけで、揺れやすさはほぼ同じ水準といってよいでしょう。

8位 東中野(中野区)

2位の中野坂上と隣り合う駅で、路線順では8番目です。徒歩圏人口は51,496人と多めです。偏差値53.5という数字から、この一帯が路線の中で揺れにくい側に入ることが分かります。

9位 牛込神楽坂(新宿区)

坂の多い地域にある駅で、値は45.6%でした。起伏のある地形では、同じ徒歩圏の中でも台地の上と谷筋とで地盤が変わります。部屋探しでは、建物が坂の上か下かにも目を向けてみてください。

10位 新宿西口(新宿区)

TOP10の最後は、高層ビルの多い地域にあるこの駅でした。上位の中では住む人が少なめで、徒歩圏人口は15,401人です。首都圏全駅と比べた位置は上位 32%にあたります。

沿線での位置

路線の並び順に全駅を並べ、確率を棒の長さで示したのが次の図です。

都営大江戸線の38駅を30年震度6弱以上確率の高さで並べた図(路線順。濃い色は地震で揺れにくい駅)光が丘豊島園新江古田東中野新宿西口本郷三丁目大門78.7%41.2%濃い色=地震で揺れにくい駅

濃い色の棒は光が丘寄りの区間に固まっていて、都心側では何か所かに点在するだけです。反対に、大門へ向かう途中には棒が長く伸びる区間があり、揺れやすさが路線の一部に偏っていることが読み取れます。

記事の先頭にある地図では、駅ごとの色分けと路線の位置を重ねて見られます。図で目立った区間を地図で探すと、川や海との位置関係がつかみやすくなります。

地形と背景の解説

同じ路線でも確率に差が出る主な理由は、地盤の違いです。台地では古い時代に固まった硬い地層が浅いところにあり、揺れが増幅されにくい性質があります。いっぽう、川沿いの低地や埋立地では柔らかい地層が厚く重なっているため、同じ地震でも揺れが大きくなりがちです。

この路線は光が丘から都心を回り、大門へ向かいます。上位の多くは光が丘寄りにあり、光が丘練馬春日町豊島園練馬新江古田の5駅は、光が丘から数えて5番目までに収まります。いずれも台地の上に広がる住宅地の駅です。

都心側でも、本郷三丁目(26番目)や牛込神楽坂(23番目)は台地の上にあり、上位に入りました。大きな川の近くや海沿いの低地を通る区間になると確率は高くなり、路線内の最大値は78.7%に達します。最小値の41.2%との開きは、主に足元の地盤の違いから生まれています。

まとめ

揺れにくさを重視して駅を選ぶなら、光が丘寄りの住宅地と、都心側の台地にある駅が候補になります。ただし、この順位は路線の中での比較です。首都圏では上位の駅でも確率は低くありません。

住まいを決める前に、自治体の地震ハザードマップで建物の場所の揺れやすさを確かめておきましょう。建物の耐震基準や家具の固定など、自分でできる備えもあわせて考えておくと安心です。

よくある質問

Q1. 都営大江戸線でいちばん地震に強い駅はどこですか

私たちの集計では光が丘で、30年以内に震度6弱以上となる確率は41.2%でした。建物の耐震性はこの数字に含まれていません。あくまで地盤と周辺の地震から見た揺れやすさの比較です。

Q2. この確率はどの範囲で計算していますか

駅を中心とした半径800mの円に重なる250mメッシュの値を、重なった面積に応じて平均しています。同じ駅の徒歩圏でも、台地の上と低地では揺れやすさが変わります。住む場所が決まったら、その地点のハザードマップで確かめてください。

Q3. 揺れにくい駅と揺れやすい駅で、確率はどれくらい違いますか

対象駅の中では、最小が41.2%、最大が78.7%、平均は51.8%でした。揺れやすい側の顔ぶれは、対になる記事で紹介しています。

出典・算出方法

  • 指標: 30年震度6弱以上確率 — 駅中心半径800m円と重なるJ-SHIS 250mメッシュの T30_I55_PS(今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率。確率論的地震動予測地図 2024年版・平均ケース・全地震)を重なり面積で按分した平均
  • 対象: 都営大江戸線の駅のうち、駅条件「pop_2020>=5000」を満たす38駅
  • 順位%は首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)全駅の中での位置(100に近いほど良い)。算出式の版: 6a.1
  • 使用データ:
  • J-SHIS 確率論的地震動予測地図 2024年版(平均ケース・全地震)250mメッシュ(地震ハザード情報提供API)(Y2024/AVR/TTL_MTTL、J-SHIS利用規約(出典明記で利用可。防災科学技術研究所)): https://www.j-shis.bosai.go.jp/api-pshm-meshinfo
  • 国土数値情報 500mメッシュ別将来推計人口(R6国政局推計)2024年度版(2024、CC BY 4.0(国土数値情報ダウンロードサイトコンテンツ利用規約)): https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-mesh500r6.html
  • 集計日: 2026-09-17

免責

本記事は公開データを機械的に集計したもので、個々の物件・建物の安全性や資産価値を保証するものではありません。指標は駅中心から半径800mの円で集計しており、同じ駅でも場所によって状況は異なります。ハザードマップ・統計の原典は各公的機関の最新版を必ずご確認ください。