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都営大江戸線 水害

都営大江戸線で大雨に強い駅ランキングTOP10【2026年版】

都営大江戸線で大雨に強い駅の1位は練馬(練馬区)で、値は1.3%でした。

2026-09-14 公開 ・ 出典は使用データ

都営大江戸線の青=浸水0.5m以上、濃い青=3m以上の想定区域と駅を重ねた地図

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都営大江戸線で大雨に強い駅の1位は練馬練馬区)で、値は1.3%でした。新宿西口六本木が続き、上位には光が丘寄りの住宅地の駅と、路線の中ほどにある都心の高台の駅が並んでいます。

記事の先頭の地図では、青く塗られた範囲が洪水浸水想定区域です。駅を中心にした円の中へ青がどれだけ入り込んでいるかで、駅ごとの差が生まれます。私たちは国土数値情報の洪水浸水想定区域(想定最大規模)を駅ごとに集計し、都営大江戸線の38駅を洪水浸水想定率(0.5m以上)の低い順に並べました。徒歩圏人口が一定以上の駅だけを対象にしています。

値は徒歩圏の面積に占める割合を表します。駅から半径800mの円のうち、浸水深0.5m以上が想定される面積の割合で、小さいほど駅の周りに深い浸水が想定される場所は少なくなります。

都営大江戸線で大雨に強い駅 TOP10

順位 所在地 洪水浸水想定率(0.5m以上) 首都圏での順位 徒歩圏人口(2020)
1 練馬 練馬 1.3% 上位 21% 44,847人
2 新宿西口 新宿区 1.4% 上位 22% 15,401人
3 六本木 港区 2.0% 上位 25% 25,828人
4 青山一丁目 港区 2.2% 上位 26% 14,809人
5(同率) 豊島園 練馬 2.9% 上位 29% 35,618人
6(同率) 落合南長崎 新宿区 2.9% 上位 29% 44,124人
7 練馬春日町 練馬 3.0% 上位 29% 31,275人
8 牛込柳町 新宿区 3.9% 上位 32% 47,907人
9 東新宿 新宿区 4.7% 上位 34% 37,818人
10 若松河田 新宿区 5.4% 上位 36% 49,231人

都営大江戸線で大雨に弱い駅ワースト10【2026年版】

各駅の短評

1位 練馬練馬区)

徒歩圏に入る浸水想定区域はごく一部に限られ、首都圏全駅の中でも上位 21%に入りました。乗り入れる路線は西武有楽町線・西武池袋線・西武豊島線・都営大江戸線と多く、乗り換えの便利さも備えています。徒歩圏人口は44,847人で、暮らす人の多い街が大雨にも強いという結果になりました。

2位 新宿西口(新宿区)

光が丘から数えると19番目で、路線の中ほどにあたります。高層ビルが並ぶ一帯は台地の上に広がっていて、値は1.4%と練馬に迫りました。徒歩圏人口は15,401人です。

3位 六本木(港区)

都心側から上位に入った駅で、光が丘から数えて16番目にあります。坂の多い街として知られ、駅の周りでは高台と谷が入り組んでいます。谷筋に想定区域がかかる場所はあっても、円全体で見ると2.0%に収まりました。

4位 青山一丁目(港区)

隣の六本木と並び、路線の中ほどで上位を占めています。台地の上に街が広がっていて、低地へ向かう斜面が円の中に少ないことが値に表れています。値は2.2%で、六本木とほとんど変わりません。

5位 豊島園練馬区)

豊島園落合南長崎の組は表示上同じ値で、順位の差に意味はありません。こちらは練馬の隣駅で、光が丘から数えて3番目にあります。台地を川が刻む地形のため、低い土地が円に入る分だけ練馬より値が大きくなりました。

6位 落合南長崎(新宿区)

住宅地の中にある駅で、徒歩圏人口は44,124人を数えます。光が丘寄りで上位に入った駅の中では最も大門側にあり、路線順では6番目です。首都圏全駅と比べても上位 29%に位置します。

7位 練馬春日町練馬区)

路線順は2番目で、上位10駅の中では最も光が丘寄りです。値は3.0%で、豊島園落合南長崎との差はわずかしかありません。練馬区内の駅がまとまって上位に入る流れを、この駅も裏付けています。

8位 牛込柳町(新宿区)

値の3.9%は、円の中のごく一部にだけ深い浸水が想定されている状態を示します。光が丘から数えて22番目にあり、東新宿若松河田とともに新宿区内で上位に入りました。徒歩圏人口は47,907人です。

9位 東新宿(新宿区)

新宿西口の隣にあたり、路線順は20番目です。上位の中では値が大きい方で、台地の縁から低い方へ続く土地が円に入り始める位置と読めます。東京メトロ副都心線・都営大江戸線が乗り入れ、首都圏全駅の中では上位 34%でした。

10位 若松河田(新宿区)

人口規模で比べると、上位10駅の中で最も多い49,231人が徒歩圏に暮らしています。首都圏全駅の中では上位 36%で、浸水の想定が少ない側に入ります。人が多く住む街で水害の想定が小さい点は、住まい探しでの強みです。

沿線での位置

対象の駅を路線順に並べ、上位の駅を濃い色で示した図です。

都営大江戸線の38駅を洪水浸水想定率(0.5m以上)の高さで並べた図(路線順。濃い色は大雨に強い駅)光が丘練馬春日町練馬青山一丁目六本木東新宿牛込柳町大門98.5%1.3%濃い色=大雨に強い駅

濃い棒は、光が丘寄りの一帯と路線の中ほどに集まっています。上位の駅は光が丘から数えて2番目から22番目の間に収まっていて、それより大門寄りに上位の駅はありません。

大門寄りへ進むと棒の高い区間が続き、同じ路線でも場所によって浸水想定の大きさが変わる様子が分かります。地図で青い範囲の広がりと照らし合わせると、図の山と谷の理由がつかめます。

地形と背景の解説

都営大江戸線は台地の上の住宅地と川沿いの低地をまたいで走るため、洪水の想定に大きな開きが出ます。台地の上は周りより高く、大雨で川があふれても水が集まりにくい土地です。一方、川沿いの低地や台地を刻む谷筋は、あふれた水が流れ込む先になります。

光が丘寄りの区間は台地の上を通る部分が長く、練馬春日町から落合南長崎にかけて上位の駅が続きます。豊島園のように川が近い駅では、谷の低い部分が円に入る分だけ値が上がります。路線の中ほどにある新宿西口から牛込柳町青山一丁目六本木も台地の上に広がる街で、谷筋を少し含む程度にとどまりました。

反対に、大門寄りでは台地を離れて川沿いの低地を通る区間が増えます。都営大江戸線全体の平均は26.7%、中央値は13.9%で、平均が中央値を上回るのは、低地側の一部の駅で値が特に大きくなるためです。台地と低地の境目のどちらに駅があるかが、この指標の差を決めています。

まとめ

都営大江戸線で大雨に強い駅を探すなら、光が丘寄りの台地の駅と、路線の中ほどの高台の駅が候補になります。ただし上位の駅でも、円の中に谷筋や低い土地がまったく無いわけではありません。

気になる駅が見つかったら、住みたい番地を自治体のハザードマップで確かめてください。現地では、駅から家までの道で土地が低くなっていく場所がないか、周りより窪んだ場所になっていないかを歩いて確認すると安心です。

よくある質問

Q1. 都営大江戸線で一番大雨に強い駅はどこですか

今回の集計では練馬が1位で、値は1.3%でした。新宿西口六本木が続きます。どれも駅の周りに深い浸水が想定される場所が少ない駅です。

Q2. なぜ同じ路線でも駅によって浸水の想定がこれほど違うのですか

線路が台地の上と川沿いの低地をまたいでいるためです。台地の上の駅は水が集まりにくく、低地の駅は川があふれたときの水の通り道に近くなります。駅がどちらの地形にあるかで、値に大きな開きが出ます。

Q3. この数値は、住みたい場所そのものの安全性を表していますか

いいえ、駅から半径800mの円全体をまとめた値です。同じ円の中でも、高い場所と低い場所では浸水の想定が変わります。住む建物の場所は、ハザードマップで番地単位まで確かめてください。

出典・算出方法

  • 指標: 洪水浸水想定率(0.5m以上) — 駅中心半径800m円のうち、洪水浸水想定区域(想定最大規模)で浸水深0.5m以上の面積の割合。A31b 浸水深ランク2以上
  • 対象: 都営大江戸線の駅のうち、駅条件「pop_2020>=5000」を満たす38駅
  • 順位%は首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)全駅の中での位置(100に近いほど良い)。算出式の版: 6a.1
  • 使用データ:
  • 国土数値情報 洪水浸水想定区域(1次メッシュ単位)(A31b)2025年度版(2025、CC BY 4.0(国土数値情報ダウンロードサイトコンテンツ利用規約)): https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-A31b-2025.html
  • 国土数値情報 500mメッシュ別将来推計人口(R6国政局推計)2024年度版(2024、CC BY 4.0(国土数値情報ダウンロードサイトコンテンツ利用規約)): https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-mesh500r6.html
  • 集計日: 2026-09-15

免責

本記事は公開データを機械的に集計したもので、個々の物件・建物の安全性や資産価値を保証するものではありません。指標は駅中心から半径800mの円で集計しており、同じ駅でも場所によって状況は異なります。ハザードマップ・統計の原典は各公的機関の最新版を必ずご確認ください。