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東武伊勢崎線 地震

東武伊勢崎線、地震で揺れやすい駅ワースト10【2026年版】

東武伊勢崎線の沿線で、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率が最も高く出たのはせんげん台(越谷市)で、値は93.4%でした。

2026-09-17 公開 ・ 出典は使用データ

東武伊勢崎線の色の濃いところほど揺れやすい地盤(首都圏の中での相対)と駅を重ねた地図

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東武伊勢崎線の沿線で、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率が最も高く出たのはせんげん台越谷市)で、値は93.4%でした。私たちは防災科学技術研究所の地震ハザード情報を駅ごとに集計し、東武伊勢崎線の36駅を、この確率の高い順に並べました。対象は徒歩圏人口が一定以上の駅に絞っています。

値は30年以内に震度6弱以上となる確率で、駅から半径800mの円の中の平均です。首都圏はもともと全体にこの確率が高い地域です。このため、ここでの「揺れやすい」は、沿線のほかの駅と比べて相対的に高いという意味で読んでください。駅を避けるための一覧ではありません。住まい選びで、建物の耐震性や家具の固定まで確認しておきたい駅を知るための一覧です。

地盤の違いは、確率の差を生む大きな要因のひとつです。一般に、川が運んだ土砂が積もった低地は揺れが増幅されやすく、固い地層の台地は揺れが増幅されにくいとされています。

東武伊勢崎線で地震で揺れやすい駅 ワースト10

順位 所在地 30年震度6弱以上確率 首都圏での順位 徒歩圏人口(2020)
1 せんげん台 越谷 93.4% 下位 1% 24,242人
2 一ノ割 春日部市 93.2% 下位 1% 18,571人
3 武里 春日部市 91.8% 下位 1% 19,018人
4 西新井 足立区 88.3% 下位 1% 38,158人
5 獨協大学前 草加市 87.5% 下位 1% 29,884人
6 梅島 足立区 87.1% 下位 1% 40,658人
7 竹ノ塚 足立区 85.8% 下位 2% 29,371人
8 曳舟 墨田区 85.5% 下位 2% 44,315人
9 東向島 墨田区 85.2% 下位 3% 42,992人
10 新田 草加市 84.6% 下位 3% 21,507人

東武伊勢崎線、地震で揺れにくい駅ランキングTOP10【2026年版】

各駅の短評

1位 せんげん台越谷市)

沿線で最も高い値が出た駅です。首都圏全駅の中での位置は下位 1%で、偏差値は26.9でした。一般に、この一帯には川沿いの低地が広がっています。徒歩圏人口は24,242人と多いので、住まいを選ぶときは建物の構造や築年数も確認しておくと安心です。

2位 一ノ割(春日部市)

羽生から数えると12番目の駅です。せんげん台とは近い区間にあり、値は93.2%でした。周辺の地形が似ているため、確率も近い水準になっています。

3位 武里(春日部市)

一ノ割せんげん台に挟まれた位置にあります。値は91.8%で、この区間の駅がワーストの上位に並びました。

4位 西新井(足立区)

ここから東京都内の駅が続きます。東武伊勢崎線・東武大師線が乗り入れる駅で、徒歩圏人口は38,158人です。首都圏全駅の中での位置は下位 1%でした。大きな川に挟まれた低地にあることが、値の高さにつながっていると考えられます。

5位 獨協大学前(草加市)

路線上では羽生から21番目で、都県境に近い埼玉県側の駅です。値は87.5%、偏差値は30.2でした。

6位 梅島(足立区)

徒歩圏人口が40,658人と多く、住宅が密集した地域です。西新井の隣にあり、同じ低地の地盤を共有しているため、値も87.1%と近い水準でした。

7位 竹ノ塚(足立区)

足立区の中では羽生寄りにあり、西新井の手前の駅です。値は85.8%で、首都圏全駅の中での位置は下位 2%でした。

8位 曳舟(墨田区)

浅草に近い墨田区の駅で、東武亀戸線・東武伊勢崎線が使えます。値は85.5%でした。徒歩圏人口は44,315人で、ワースト10の中で最も多い駅です。

9位 東向島(墨田区)

曳舟の隣にあたり、羽生から数えて33番目です。川に囲まれた下町の低地という地形の条件は、曳舟とほぼ同じです。

10位 新田(草加市)

草加市の駅で、獨協大学前のすぐ羽生寄りにあります。偏差値は31.8、値は84.6%でした。ワースト10の中では最も低い値ですが、沿線全体の中央値(80.6%)を上回っています。

沿線での位置

沿線の駅を路線順に並べると、確率の高い駅がどの区間にあるかが分かります。

東武伊勢崎線の36駅を30年震度6弱以上確率の高さで並べた図(路線順。濃い色は地震で揺れやすい駅)羽生一ノ割せんげん台獨協大学前竹ノ塚梅島曳舟浅草93.4%41.1%濃い色=地震で揺れやすい駅

濃い色の棒は、この記事で取り上げた駅です。ワースト10の駅は、羽生から数えて12番目から34番目の区間にあり、羽生寄りの駅は一覧に入っていません。

図で最も目立つのは、埼玉県の春日部市・越谷市のあたりに高い棒が固まっていることです。そこから足立区、墨田区へと、高い値の駅が途切れ途切れに続きます。記事の先頭の地図では、駅の色分けと路線の位置で、この分布を確認できます。

地形と背景の解説

この路線は、埼玉県北部から都心の東側まで、大きな川がつくった平野を南北に走っています。一般に、関東平野の東側には川が運んだ柔らかい土砂が厚く積もっています。こうした場所では、同じ地震でも地表の揺れが大きくなりやすいとされています。

羽生寄りの駅は、ワースト10に入っていません。一方、春日部市・越谷市の区間には、せんげん台羽生から14番目)をはじめとする高い値の駅が集まっています。都内に入ると、足立区の竹ノ塚西新井梅島が続き、浅草に近い墨田区では東向島曳舟が一覧に入りました。

確率の差は、主に駅周辺の地盤の違いから生まれます。沿線の平均は76.4%で、最も低い駅でも41.1%あります。沿線のどの駅にも一定の備えが必要だと考えたうえで、相対的な差を読むのが適切です。

まとめ

一覧にある駅で住まいを探すときは、まず市区町村の揺れやすさマップや地盤の情報を見て、候補の物件がある場所の地盤を確認しましょう。次に、建物の耐震基準や構造を確認します。家具の固定や備蓄のように、住み始めてからできる備えも欠かせません。

沿線でより確率の低い駅を知りたい方は、対になる記事もあわせてご覧ください。

よくある質問

Q1. 東武伊勢崎線で地震で揺れやすい駅はどこですか?

今回の集計では、せんげん台一ノ割武里の順に高い値が出ました。いずれも春日部市・越谷市の区間にある駅です。都内では西新井が最も高い値でした。

Q2. この確率は駅のどの範囲の値ですか?

駅を中心とした半径800mの円の中の平均です。同じ駅の徒歩圏でも、台地にかかる場所と低地の場所とでは値が変わることがあります。物件ごとの状況は、自治体の地図で確かめてください。

Q3. 反対に、揺れにくい駅はありますか?

羽生寄りの駅には、沿線の中で確率が低めの駅があります。駅ごとの順位は、揺れにくい駅を並べた対の記事にまとめています。

出典・算出方法

  • 指標: 30年震度6弱以上確率 — 駅中心半径800m円と重なるJ-SHIS 250mメッシュの T30_I55_PS(今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率。確率論的地震動予測地図 2024年版・平均ケース・全地震)を重なり面積で按分した平均
  • 対象: 東武伊勢崎線の駅のうち、駅条件「pop_2020>=5000」を満たす36駅
  • 順位%は首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)全駅の中での位置(100に近いほど良い)。算出式の版: 6a.1
  • 使用データ:
  • J-SHIS 確率論的地震動予測地図 2024年版(平均ケース・全地震)250mメッシュ(地震ハザード情報提供API)(Y2024/AVR/TTL_MTTL、J-SHIS利用規約(出典明記で利用可。防災科学技術研究所)): https://www.j-shis.bosai.go.jp/api-pshm-meshinfo
  • 国土数値情報 500mメッシュ別将来推計人口(R6国政局推計)2024年度版(2024、CC BY 4.0(国土数値情報ダウンロードサイトコンテンツ利用規約)): https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-mesh500r6.html
  • 集計日: 2026-09-18

免責

本記事は公開データを機械的に集計したもので、個々の物件・建物の安全性や資産価値を保証するものではありません。指標は駅中心から半径800mの円で集計しており、同じ駅でも場所によって状況は異なります。ハザードマップ・統計の原典は各公的機関の最新版を必ずご確認ください。