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東武伊勢崎線 地震

東武伊勢崎線、地震で揺れにくい駅ランキングTOP10【2026年版】

東武伊勢崎線で地震の揺れに見舞われにくい駅を探すと、トップは羽生(羽生市)で、値は41.1%です。

2026-09-17 公開 ・ 出典は使用データ

東武伊勢崎線の色の濃いところほど揺れやすい地盤(首都圏の中での相対)と駅を重ねた地図

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東武伊勢崎線で地震の揺れに見舞われにくい駅を探すと、トップは羽生羽生市)で、値は41.1%です。私たちは防災科学技術研究所の地震ハザード情報を駅ごとに集計し、東武伊勢崎線の36駅を30年震度6弱以上確率の低い順に並べました。対象は、徒歩圏人口が一定以上の駅に絞っています。

値は30年以内に震度6弱以上となる確率で、駅から半径800mの円の中で平均しています。低いほど、強い揺れに見舞われる見込みが小さいことを意味します。ただし、首都圏はもともと地震の確率が高い地域です。低い値でも「地震が来ない」という意味ではありません。沿線の中でどちらに寄っているかという、相対的な差として読んでください。

東武伊勢崎線で地震で揺れにくい駅 TOP10

順位 所在地 30年震度6弱以上確率 首都圏での順位 徒歩圏人口(2020)
1 羽生 羽生 41.1% 上位 22% 7,824人
2 花崎 加須 51.0% 上位 47% 6,818人
3 加須 加須 51.5% 上位 49% 8,225人
4 久喜 久喜 52.3% 下位 49% 15,686人
5 鷲宮 久喜 60.4% 下位 31% 9,123人
6 浅草 台東区 61.7% 下位 28% 37,166人
7 蒲生 越谷 64.6% 下位 23% 23,550人
8 新越谷 越谷 70.1% 下位 15% 25,360人
9 越谷 越谷 70.9% 下位 14% 24,595人
10 姫宮 宮代町 71.1% 下位 14% 6,533人

東武伊勢崎線、地震で揺れやすい駅ワースト10【2026年版】

各駅の短評

1位 羽生羽生市)

1都3県内で見ると、東武伊勢崎線のいちばん外側にある駅です。沿線で唯一41.1%という値で、花崎以下とは差が開いています。首都圏全駅の中での位置は上位 22%、徒歩圏人口は7,824人です。

2位 花崎加須市)

路線順では羽生から数えて4番目にあたります。値は51.0%で、偏差値は50.3です。徒歩圏人口は6,818人と少なく、落ち着いた住宅地を探す人の候補になります。

3位 加須加須市)

同じ市にある花崎と隣り合い、値もほとんど変わりません。羽生寄りの駅がそろって上位に入る流れの中にあります。首都圏全駅の中では上位 49%で、徒歩圏人口は8,225人です。

4位 久喜久喜市)

乗り入れる路線はJR東北線・東武伊勢崎線です。徒歩圏人口は15,686人で、上位の中では規模の大きな駅にあたります。乗り換えの便利さと揺れにくさの両方を重視する人は、まず見ておきたい駅です。値は52.3%でした。

5位 鷲宮久喜市)

久喜の手前、羽生から数えて5番目の駅です。隣り合う駅の中では値が一段高く、60.4%となりました。すぐ隣の駅どうしでも、円の中に含まれる地盤によって値が動くことが分かります。

6位 浅草(台東区)

浅草側の端にある駅で、上位では唯一の東京都の駅です。住宅や店が密集した都心寄りの地域にありながら、値は61.7%にとどまりました。徒歩圏人口は37,166人で、上位の中で最も多い駅です。

7位 蒲生越谷市)

沿線の中ほどでは、値が高めの駅が多く並びます。その中で、64.6%と比較的低く出たのがこの駅です。偏差値は42.8、徒歩圏人口は23,550人です。

8位 新越谷越谷市)

蒲生と隣り合う位置にあり、羽生から数えると18番目です。値は70.1%で、首都圏全駅の中では下位 15%にあたります。

9位 越谷越谷市)

市の名前を冠した駅で、新越谷のすぐ隣にあります。新越谷との値の差はわずかで、この一帯は近い水準にそろっています。徒歩圏人口は24,595人です。

10位 姫宮(宮代町)

徒歩圏人口は6,533人で、今回の上位では小さめの駅です。羽生寄りの区間にありますが、上位の駅の中では値が高めの71.1%でした。偏差値は39.2です。

沿線での位置

下の図は、対象の駅を路線順に並べ、値を棒の長さで示したものです。

東武伊勢崎線の36駅を30年震度6弱以上確率の高さで並べた図(路線順。濃い色は地震で揺れにくい駅)羽生花崎久喜姫宮新越谷浅草93.4%41.1%濃い色=地震で揺れにくい駅

羽生寄りの区間では、短い棒がまとまって並んでいます。そこから路線を進むにつれて棒が長くなり、中ほどでは長い棒が続きます。その先にも短めの棒が固まった区間があり、浅草付近で再び短くなります。「都心から離れるほど一様に揺れにくくなる」という単純な並びにはなっていません。

地形と背景の解説

30年震度6弱以上確率は、主に二つの要素で決まります。一つは想定される震源からの距離、もう一つは足元の地盤です。同じ強さの地震でも、川が運んだ土砂が厚く積もった柔らかい低地では揺れが大きくなりやすく、締まった地盤の上では揺れが小さくなりやすいという性質があります。

東武伊勢崎線は、東京の下町から埼玉県東部の平野を抜け、羽生まで北へ延びています。沿線の多くは川沿いの低地で、首都圏の中でも揺れやすい地盤が広く分布する地域です。そのため、上位の駅でも値そのものは低くありません。

上位の顔ぶれを路線順で見ると、羽生から数えて1番目から6番目までの駅がまとまって入っています。羽生寄りの埼玉県北部は、南の震源域から比較的遠いことが値を下げる方向に働いていると考えられます。一方、17番目から19番目の区間や浅草が上位に入っているのは、半径800mの円に含まれる地盤の細かな違いによるものです。同じ低地の中でも、わずかに高い土地を多く含む円では値が下がります。

まとめ

この東武伊勢崎線のランキングは、沿線の中での相対的な位置を示すものです。上位の駅でも、30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は低くありません。候補駅が決まったら、自治体の揺れやすさマップや地盤の情報で、住む予定の場所を確かめてください。建物の建築年や耐震性能は、地盤と同じくらい暮らしの安全に関わります。物件を選ぶときは、立地とあわせて確認することをおすすめします。

よくある質問

Q1. この数値は駅のどこを見たものですか。

駅を中心とした半径800mの円に重なる区域の値を、面積に応じて平均したものです。同じ駅の徒歩圏でも、低地側と高い土地側では揺れやすさが違います。住む場所がはっきりしたら、その地点の情報を個別に確認してください。

Q2. 東武伊勢崎線で最も地震に強い駅はどこですか。

今回の集計では羽生が最も低い値でした。この値で並ぶ駅はほかになく、沿線では単独のトップです。とはいえ、確率が低いのはあくまで沿線の中での比較です。地震への備えが要らないという意味ではありません。

Q3. 値が高い駅には住まないほうがよいのですか。

そうとは限りません。揺れやすい地域でも、耐震性の高い建物を選び、家具を固定し、避難経路を確かめておけば被害は抑えられます。値は、どこまで備えるかを決める目安として使ってください。

出典・算出方法

  • 指標: 30年震度6弱以上確率 — 駅中心半径800m円と重なるJ-SHIS 250mメッシュの T30_I55_PS(今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率。確率論的地震動予測地図 2024年版・平均ケース・全地震)を重なり面積で按分した平均
  • 対象: 東武伊勢崎線の駅のうち、駅条件「pop_2020>=5000」を満たす36駅
  • 順位%は首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)全駅の中での位置(100に近いほど良い)。算出式の版: 6a.1
  • 使用データ:
  • J-SHIS 確率論的地震動予測地図 2024年版(平均ケース・全地震)250mメッシュ(地震ハザード情報提供API)(Y2024/AVR/TTL_MTTL、J-SHIS利用規約(出典明記で利用可。防災科学技術研究所)): https://www.j-shis.bosai.go.jp/api-pshm-meshinfo
  • 国土数値情報 500mメッシュ別将来推計人口(R6国政局推計)2024年度版(2024、CC BY 4.0(国土数値情報ダウンロードサイトコンテンツ利用規約)): https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-mesh500r6.html
  • 集計日: 2026-09-18

免責

本記事は公開データを機械的に集計したもので、個々の物件・建物の安全性や資産価値を保証するものではありません。指標は駅中心から半径800mの円で集計しており、同じ駅でも場所によって状況は異なります。ハザードマップ・統計の原典は各公的機関の最新版を必ずご確認ください。