東武東上本線 土砂災害 危険
東武東上本線で土砂災害に弱い駅ワースト10【2026年版】
東武東上本線の駅で、徒歩圏に土砂災害警戒区域がいちばん多くかかるのは小川町で、値は5.6%でした。
2026-09-24 公開 ・ 出典は使用データ

東武東上本線の駅で、徒歩圏に土砂災害警戒区域がいちばん多くかかるのは小川町で、値は5.6%でした。2番目の高坂は0.7%なので、小川町だけが大きく離れています。沿線全体の中央値は0.0%で、ほとんどの駅では警戒区域がかかりません。
記事の先頭の地図では、色が付いた範囲が土砂災害警戒区域です。まず地図で、区域が駅の周りのどちら側にあるかを確かめてください。値は徒歩圏の面積に占める割合です。駅から半径800mの円のうち、がけ崩れ・土石流・地すべりの警戒区域(特別警戒区域を含む)が占める面積の割合を表しています。
対象は、徒歩圏人口が一定以上ある32駅です。値が大きくても、その駅に住めないわけではありません。区域が駅のどちら側にあるか、住まいの候補が区域に入るかを確かめる手がかりとして使ってください。
東武東上本線で土砂災害に弱い駅 ワースト10
| 順位 | 駅 | 所在地 | 土砂災害警戒区域率 | 首都圏での順位 | 徒歩圏人口(2020) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 小川町 | 小川町 | 5.6% | 下位 14% | 5,096人 |
| 2 | 高坂 | 東松山市 | 0.7% | 下位 42% | 7,961人 |
| 3 | 朝霞台 | 朝霞市 | 0.6% | 下位 44% | 23,561人 |
| 4(同率) | 成増 | 板橋区 | 0.4% | 下位 45% | 41,559人 |
| 5(同率) | 東松山 | 東松山市 | 0.4% | 下位 46% | 11,468人 |
| 6(同率) | 上板橋 | 板橋区 | 0.4% | 下位 46% | 41,016人 |
| 7 | 東武練馬 | 板橋区 | 0.3% | 下位 48% | 38,029人 |
| 8(同率) | 鶴瀬 | 富士見市 | 0.1% | 上位 48% | 29,437人 |
| 9(同率) | 和光市 | 和光市 | 0.1% | 上位 47% | 25,374人 |
| 10(同率) | みずほ台 | 富士見市 | 0.1% | 上位 46% | 23,822人 |
表の外にも、みずほ台と同じ値の駅が1駅(柳瀬川)あります。
東武東上本線で土砂災害に強い駅は21駅、差が出るのはここから【2026年版】
各駅の短評
1位 小川町(小川町)
寄居から数えて7番目で、路線の中では寄居寄りにあります。丘陵や山地に囲まれた町で、駅から少し歩くと斜面に接した住宅地に入ります。首都圏の全駅と比べると下位 14%で、徒歩圏人口は5,096人です。坂の上や山際の物件を考えるなら、区域の境目の位置を先に確かめておくと備えやすくなります。
2位 高坂(東松山市)
丘陵地を切り開いた住宅地が近くにあり、斜面の一部が区域に入っています。とはいえ小川町との差は大きく、区域がかかるのは徒歩圏のごく一部です。路線上では寄居から数えて12番目にあたります。
3位 朝霞台(朝霞市)
徒歩圏人口が23,561人いる、池袋寄りの駅です。値は0.6%です。一般に、平らな台地でも縁の短い斜面が区域に指定されると、このくらいの小さな値になります。同じ駅の近くでも、段差のある道沿いに住むかどうかで気にすべき点が変わります。
4位 成増(板橋区)
この組(成増・東松山・上板橋)は表示上同じ値で、順位の差に意味はありません。成増は東京都板橋区の駅で、首都圏の全駅と比べると下位 45%です。住宅が密集した地域なので、区域の近くに建つ家は少なくないと考えて、地図で範囲を確かめておきましょう。
5位 東松山(東松山市)
路線上では高坂の隣にあり、埼玉県の中ほどの区間にあたります。周辺には丘陵がありますが、駅の徒歩圏にかかる区域は狭い範囲にとどまります。徒歩圏人口は11,468人です。
6位 上板橋(板橋区)
徒歩圏人口は41,016人で、都内の住宅地らしい人の多さです。寄居から数えると33番目で、池袋寄りの端に近い位置です。値は小さいものの、台地の縁にある坂道の周りでは、場所によって区域との距離が変わります。
7位 東武練馬(板橋区)
上板橋の隣の駅で、値は0.3%です。首都圏の全駅と比べると下位 48%で、区域がかかる面積はわずかです。気にするべきなのは駅そのものより、候補の物件が斜面の上か下かという点です。
8位 鶴瀬(富士見市)
この組(鶴瀬・和光市・みずほ台)も表示上同じ値で、順位の差に意味はありません。鶴瀬は富士見市の駅で、低地と台地の境目に近いところにあります。徒歩圏のほとんどは平らな土地で、区域はごく一部にしかかかっていません。
9位 和光市(和光市)
乗り入れているのは東京メトロ有楽町線・東武東上本線で、徒歩圏人口は25,374人です。台地の縁の小さな段差が区域になっている程度の値なので、通勤の便を優先して選び、住む場所を決める段階で地図を一度見ておけば足ります。
10位 みずほ台(富士見市)
鶴瀬の隣にあり、同じ市の中で並んでいる駅です。首都圏の全駅と比べると上位 46%で、この指標では真ん中あたりの位置にあります。
沿線での位置
対象の駅を路線の順に並べ、値の大きさを棒の長さで表しました。
図の中でひとつだけ目立って長い棒が小川町で、寄居寄りにあります。ほかの棒はどれも短く、路線の中ほどから池袋寄りにかけて、小さな値がところどころに見える程度です。
池袋に近い区間では、棒の無い駅が続きます。埼玉県内の平野部の区間も、ほとんどの駅に棒がありません。この路線で土砂災害の差がはっきり出るのは、ごく一部の駅だけです。
地形と背景の解説
土砂災害警戒区域は、急な斜面・谷の出口・地すべりが起きやすい土地に指定されます。そのため、丘陵地の斜面を切り開いてできた住宅地ほど区域が多くなり、平らな台地や低地の駅では値がごく小さくなります。
東武東上本線は、寄居寄りほど山地や丘陵に近づきます。小川町の値が大きいのはこのためです。高坂や東松山のあたりにも丘陵地を開いた住宅地がありますが、徒歩圏にかかる区域は限られます。
中ほどの区間は、広い低地と平らな台地が続きます。池袋寄りの都内の区間も大部分は平らな台地の上にあり、区域になるのは台地の縁や川沿いの谷に面した短い斜面です。板橋区や富士見市の駅にわずかな値が出るのは、こうした段差の一部が駅から半径800mの円に入っているためです。
まとめ
東武東上本線で土砂災害への備えが必要になるのは、寄居寄りの丘陵に近い駅が中心です。とくに小川町で住まいを探すなら、市町村の土砂災害ハザードマップで、候補の住所が区域の中か外かを確かめてください。
値が小さい駅でも、台地の縁の坂道沿いや擁壁の近くでは区域にかかることがあります。内見のときは、建物の裏手が急な斜面になっていないか、高い擁壁に面していないかも見ておくと安心です。自宅の住所で確かめたい場合は、住所で採点のページを使えます。
よくある質問
Q1. 東武東上本線で土砂災害警戒区域がかかっている駅はどこですか?
値が最も大きいのは小川町で、高坂、朝霞台が続きます。ただ、小川町以外の駅はどれも、区域がかかる面積がごく一部です。上の表と記事の先頭の地図で、区域の位置をあわせて確かめてください。
Q2. 池袋寄りや板橋区の駅では、土砂災害を心配しなくてよいですか?
池袋に近い区間は平らな台地の上にある駅が多く、値が0.0%の駅も続きます。一方、板橋区の中でも成増や上板橋のように、台地の縁の段差が区域に入っている駅もあります。心配の大きさは、駅の名前よりも、住まいが段差の上か下かで決まります。
Q3. 駅の値が0.0%なら、家の周りでも土砂災害の心配はありませんか?
この値は、駅から半径800mの円に区域がどれだけ入るかを測ったものです。円の外の区域や、表示で切り捨てられるほど小さな区域までは表していません。同じ駅でも場所によって違うため、住所で確かめるか、市町村のハザードマップを見てください。
出典・算出方法
- 指標: 土砂災害警戒区域率 — 駅中心半径800m円のうち、土砂災害警戒区域(特別警戒区域含む、指定済・指定前とも)の面積の割合。A33
- 対象: 東武東上本線の駅のうち、駅条件「pop_2020>=5000」を満たす32駅
- 順位%は首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)全駅の中での位置(100に近いほど良い)。算出式の版: 6a.1
- 使用データ:
- 国土数値情報 土砂災害警戒区域データ(A33)2025年度版(2025、CC BY 4.0(一部制限あり。国土数値情報ダウンロードサイトコンテンツ利用規約+都道府県の利用条件)): https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-A33-2025.html
- 国土数値情報 500mメッシュ別将来推計人口(R6国政局推計)2024年度版(2024、CC BY 4.0(国土数値情報ダウンロードサイトコンテンツ利用規約)): https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-mesh500r6.html
- 集計日: 2026-09-25
免責
本記事は公開データを機械的に集計したもので、個々の物件・建物の安全性や資産価値を保証するものではありません。指標は駅中心から半径800mの円で集計しており、同じ駅でも場所によって状況は異なります。ハザードマップ・統計の原典は各公的機関の最新版を必ずご確認ください。