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京王線 土砂災害

京王線で土砂災害に強い駅は18駅、差が出るのはここから【2026年版】

京王線では、対象駅のうち18駅(全体の53%、5割)で、土砂災害警戒区域率が最も低い値の0.0%になっています。

2026-09-22 公開 ・ 出典は使用データ

京王線の色のついたところが土砂災害警戒区域(濃い方が特別警戒区域)と駅を重ねた地図

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京王線では、対象駅のうち18駅(全体の53%、5割)で、土砂災害警戒区域率が最も低い値の0.0%になっています。この18駅は表示上は同じ値のため、この指標だけでは差がつきません。差が出始めるのは、府中府中市)の0.4%のように、徒歩圏の端に区域がかかる駅からです。京王八王子寄りの丘陵に近い区間では、百草園(日野市)のように値が10.3%に達する駅もあります。

記事の先頭の地図では、色が付いた範囲が土砂災害警戒区域です。駅を中心にした円と重ねると、区域が徒歩圏にかかる駅とかからない駅の違いが分かります。この記事で使う値は徒歩圏の面積に占める割合です。駅から半径800mの円のうち、警戒区域がどれだけの面積を占めるかを示しています。警戒区域には特別警戒区域を含み、まだ指定されていない区域も含めて数えています。

集計の対象は京王線の34駅です。徒歩圏人口が一定以上の駅に絞っているため、利用者の少ない駅は入っていません。私たちは国の公開データを駅ごとに集計していて、物件の紹介はしていません。

土砂災害に強い駅は18駅(京王線の53%)

次の駅は、徒歩圏に占める警戒区域の割合が表示上0.0%です。京王八王子寄りから路線の並び順に載せていて、順位ではありません。

表示上は同じ値でも、ごく小さな区域が円の縁にかかっている駅がこの中に含まれます。暮らす範囲に影響するかどうかは、地図で区域の位置を確かめると判断しやすくなります。

京王線で土砂災害に弱い駅ワースト10【2026年版】

沿線での位置

路線の並び順に全駅の値を棒で並べると、横並びの駅がどこに固まっているかが分かります。

京王線の34駅を土砂災害警戒区域率の高さで並べた図(路線順。濃い色は土砂災害に強い駅)京王八王子調布千歳烏山上北沢代田橋新宿10.3%0.0%濃い色=土砂災害に強い駅

濃い色の棒は、新宿寄りの区間に長く続いています。都心に近づくほど駅の周りは平らな市街地になり、徒歩圏に警戒区域がかかる駅はほとんどありません。

京王八王子寄りの区間は様子が違います。端の京王八王子自体は横並びの側に入りますが、少し進んだあたりから棒の伸びる駅が続き、濃い色の棒はまばらになります。路線の中ほどでは、横並びの駅と棒がわずかに伸びる駅が交互に並ぶところがあります。

地形と背景の解説

土砂災害警戒区域は、崖崩れ・土石流・地すべりのおそれがある土地に指定されます。平らな土地には原則として指定されず、斜面や崖の近くに集まります。そのため、この指標は駅の周りの起伏をかなり素直に反映します。

新宿寄りの区間は台地の上を走るところが長く、駅の周りに目立った斜面がありません。住宅が密集する地域ですが、土地の傾きが小さいため、警戒区域が徒歩圏に入らない駅が続きます。横並びの駅が京王線の中で大きな割合を占めるのは、この平坦な区間が長いためです。

線引きの外側に最初に出てくるのは、路線の中ほどの駅です。府中の値は0.4%で、台地の縁に残る段差や小さな斜面が円の端に入る程度にとどまります。この程度の駅なら、物件の場所が区域から離れているかを地図で確かめれば、備えの判断がつきやすくなります。

京王八王子寄りに進むと、丘陵地が線路の近くまで迫ります。丘の斜面を切り開いた住宅地では、宅地の裏手や道路沿いに崖や急斜面が残り、そこが警戒区域になりやすくなります。徒歩圏に占める割合が10.3%に達する百草園は、駅の近くまで丘陵の斜面が迫っていて、半径800mの円に斜面の区域がまとまって入ります。こうした駅を検討するときは、区域の有無ではなく、住む場所が斜面からどれだけ離れているかを確かめる段階になります。

京王八王子が横並びの側に入るのは、駅の周りが平坦な市街地で、円の中に丘陵の斜面が入りにくいためと考えられます。同じ京王八王子寄りの区間でも、駅と丘の距離によって結果が分かれます。平均値は1.5%、中央値は0.0%で、多くの駅が低い値に集まり、一部の駅だけが大きく上回る分布です。

まとめ

京王線で土砂災害を避けたい場合は、まず候補の駅が上の一覧に入っているかを確かめると、選択肢を絞れます。一覧の駅どうしは横並びなので、この指標で優劣をつける必要はありません。通勤や家賃など、ほかの条件で比べるほうが現実的です。

一覧に入っていない駅を検討しているなら、地図で警戒区域と物件の位置を重ねて確認してください。徒歩圏のどこかに区域があっても、住む場所から離れていれば影響は限られます。区域に近い場所なら、自治体のハザードマップで区域の種類を確かめ、現地で崖や斜面の位置を見ておくと安心です。

よくある質問

Q1. 同じ値の駅がこれほど多いのはなぜですか。その中からどう選べばよいですか。

京王線の新宿寄りには平坦な台地が長く続き、徒歩圏に警戒区域がかからない駅が多いためです。横並びの駅の中では、この指標で差がつきません。通勤しやすさ、家賃、買い物のしやすさなど、ほかの軸で比べて選ぶのが現実的です。

Q2. 値が0.0%なら、その駅の周りは土砂災害の心配がないのですか。

この値は、駅から半径800mの円の中だけを見たものです。円の外や、指定がまだ反映されていない場所の状況は含まれません。表示上0.0%でも、ごく小さな区域がかかっている駅があります。住む場所が決まったら、自治体のハザードマップで個別に確かめてください。

Q3. 土砂災害警戒区域とは、どういう区域ですか。

崖崩れ・土石流・地すべりが起きたときに、住民に被害が及ぶおそれがある土地として都道府県が指定する区域です。その中で建物が壊れるおそれが特に大きい土地は、特別警戒区域に指定されます。この記事の値は両方を合わせ、指定前の区域も含めて集計しています。

出典・算出方法

  • 指標: 土砂災害警戒区域率 — 駅中心半径800m円のうち、土砂災害警戒区域(特別警戒区域含む、指定済・指定前とも)の面積の割合。A33
  • 対象: 京王線の駅のうち、駅条件「pop_2020>=5000」を満たす34駅
  • 順位%は首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)全駅の中での位置(100に近いほど良い)。算出式の版: 6a.1
  • 使用データ:
  • 国土数値情報 土砂災害警戒区域データ(A33)2025年度版(2025、CC BY 4.0(一部制限あり。国土数値情報ダウンロードサイトコンテンツ利用規約+都道府県の利用条件)): https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-A33-2025.html
  • 国土数値情報 500mメッシュ別将来推計人口(R6国政局推計)2024年度版(2024、CC BY 4.0(国土数値情報ダウンロードサイトコンテンツ利用規約)): https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-mesh500r6.html
  • 集計日: 2026-09-23

免責

本記事は公開データを機械的に集計したもので、個々の物件・建物の安全性や資産価値を保証するものではありません。指標は駅中心から半径800mの円で集計しており、同じ駅でも場所によって状況は異なります。ハザードマップ・統計の原典は各公的機関の最新版を必ずご確認ください。