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京成松戸線 水害 危険

京成松戸線で大雨に弱い駅ワースト10【2026年版】

京成松戸線で大雨の浸水に最も弱い駅は松戸です。

2026-09-22 公開 ・ 出典は使用データ

京成松戸線の青=浸水0.5m以上、濃い青=3m以上の想定区域と駅を重ねた地図

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京成松戸線で大雨の浸水に最も弱い駅は松戸です。値は52.0%で、2位の八柱(8.9%)を大きく引き離しています。「京成松戸線は水害が危険なのか」と気になって調べている方に向けて、私たちは国の洪水浸水想定区域を駅ごとに集計し、沿線の24駅を値の大きい順に並べました。対象は、徒歩圏に一定以上の人が住んでいる駅に絞っています。

使った指標は洪水浸水想定率(0.5m以上)で、徒歩圏の面積に占める割合を示します。駅から半径800mの円のうち、想定最大規模の大雨で浸水が0.5m以上になる区域がどれだけ入るかを測った値で、大きいほど浸水への備えが必要な範囲が広いことになります。記事の先頭の地図では、青く塗られた範囲が浸水想定区域です。駅の周りにどの程度かかっているかを、まず地図で確かめてください。

京成松戸線で大雨に弱い駅 ワースト10

順位 所在地 洪水浸水想定率(0.5m以上) 首都圏での順位 徒歩圏人口(2020)
1 松戸 松戸 52.0% 下位 23% 25,237人
2 八柱 松戸 8.9% 上位 44% 21,409人
3 上本郷 松戸 6.8% 上位 40% 23,620人
4 北習志野 船橋市 5.6% 上位 37% 26,502人
5 習志野 船橋市 3.4% 上位 30% 28,929人
6 高根木戸 船橋市 2.8% 上位 28% 24,582人
7 京成津田沼 習志野 0.6% 上位 18% 22,887人
8(同率) 松戸新田 松戸 0.0% 上位 7% 22,190人
9(同率) みのり台 松戸 0.0% 上位 7% 23,571人
10(同率) 常盤平 松戸 0.0% 上位 7% 15,513人

[京成松戸線で大雨に強い駅は17駅、差が出るのはここから【2026年版】](/articles/flood_ratio_05-line-24a18a74)

各駅の短評

1位 松戸松戸市)

路線の端にあたる松戸は、台地のへりから西側に広がる川沿いの低地にかかる位置にあります。徒歩圏の広い範囲に浸水想定区域が入るため、首都圏全駅の中でも下位 23%という位置づけです。徒歩圏人口は25,237人と多く、住まいを探すときは台地側か低地側かで条件が大きく変わります。

2位 八柱松戸市)

松戸から数えて5番目の駅です。台地の上に街が広がる一方で、台地を刻む細い谷筋が徒歩圏に入り、そこに浸水想定がかかっています。値は8.9%で、1位とは差がありますが、谷沿いの道や低い土地に建つ物件は個別に確認しておきたいところです。

3位 上本郷松戸市)

松戸の隣、松戸から2番目に位置します。台地へ上がりきる手前の場所で、低地の名残が徒歩圏の一部に残っています。首都圏全体で見ると上位 40%にあたり、同じ駅の周辺でも住む場所によって差が出るタイプです。

4位 北習志野(船橋市)

ここからは京成津田沼寄りの駅に移ります。乗り入れは京成松戸線・東葉高速線で、徒歩圏人口は26,502人です。台地の上にありながら、周囲の小さな谷や窪地に浸水想定がわずかにかかり、値は5.6%となりました。

5位 習志野(船橋市)

北習志野の隣にあり、傾向もよく似ています。3.4%という値は、徒歩圏のごく一部に浸水想定が入ることを示すにとどまります。首都圏全駅の中では上位 30%で、沿線の中で目立って弱いわけではありません。

6位 高根木戸(船橋市)

松戸から数えると18番目で、京成津田沼寄りの区間の入り口にあたります。値は2.8%です。広い範囲というより、谷筋に沿った細い帯状の区域が円にかかる形と考えられます。

7位 京成津田沼習志野市)

京成津田沼は路線のもう一方の端で、京成千葉線・京成本線・京成松戸線が集まる駅です。値は0.6%と小さく、浸水想定がかかるのは徒歩圏のごく一部です。人口も22,887人と多いので、該当する範囲を地図で確かめておけば十分です。

8位 松戸新田松戸市)

この組は表示上同じ値(0.0%)で、順位の差に意味はありません。浸水想定がかかる駅の数が表の枠より少なく、残りの枠に強い側と同じ値の駅が入っています。表の外にも同じ値の駅が14駅(五香・元山・くぬぎ山・北初富新鎌ヶ谷初富鎌ヶ谷大仏二和向台三咲滝不動高根公団薬園台前原新津田沼)あります。松戸新田松戸から3番目で、台地に上がった位置にあります。

9位 みのり台松戸市)

松戸新田の次の駅で、松戸から数えて4番目です。徒歩圏人口は23,571人です。1位の松戸から数駅離れるだけで、地形が低地から台地に変わることがよく分かります。

10位 常盤平松戸市)

路線順では6番目で、2位の八柱の隣にあたります。谷筋がかかる八柱に対して、こちらは徒歩圏に0.5m以上の浸水想定区域が入りません。隣り合う駅でも、円にかかる谷の有無で結果が分かれます。

沿線での位置

駅を路線順に並べて、値を棒グラフにしました。

京成松戸線の24駅を洪水浸水想定率(0.5m以上)の高さで並べた図(路線順。濃い色は大雨に弱い駅)松戸松戸新田八柱常盤平北習志野京成津田沼52.0%0.0%濃い色=大雨に弱い駅

棒が伸びるのは路線の両端だけです。松戸寄りでは端の駅が飛び抜けて高く、その先の数駅に小さな値が続きます。京成津田沼寄りにも低い棒がいくつか並びますが、中間の長い区間はほぼ平らです。

地図と重ねると、浸水想定区域は川沿いの低地と台地を刻む谷に沿って伸びていることが分かります。路線が台地の上を走る区間では、円の中に区域がほとんど入りません。

地形と背景の解説

京成松戸線は、低地にある松戸から台地に上がり、台地の上をほぼ通しで走って京成津田沼に至る路線です。浸水想定区域は大雨で水が集まりやすい低い土地に広がるため、値の大小は台地と低地の境目でほぼ決まります。

松戸寄りでは、松戸が低地にかかり、隣の上本郷(2番目)や八柱(5番目)では、台地を刻む谷筋が円にかかります。台地の縁に近いほど谷が入り込みやすく、縁から離れるにつれて値は消えていきます。

京成津田沼寄りでは、高根木戸から習志野にかけての区間と京成津田沼に小さな値が出ています。いずれも台地の上ですが、細い谷や窪地が徒歩圏の端にかかるためと考えられます。値が小さいので、円のどこに区域がかかっているかを地図で確かめれば、確認しておきたい場所は絞り込めます。

中間の鎌ケ谷市から船橋市北部にかけては、台地の平らな部分を走るため、浸水想定が徒歩圏に入らない駅が続きます。沿線全体の中央値が0.0%にとどまるのはこのためで、平均の3.3%を押し上げているのは松戸の値です。

まとめ

京成松戸線で浸水への備えを特に考えたいのは松戸周辺で、次いで松戸寄りの数駅、京成津田沼寄りの谷筋にかかる駅が続きます。ただし2位以下の値は小さく、駅単位で判断するより、住む場所が低地や谷筋に当たるかどうかを見るほうが実用的です。

検討中の物件があるなら、自治体の洪水ハザードマップで住所の浸水深を確かめてください。現地では、駅からの道の途中で土地が低くなる場所や谷があるか、建物が周囲より低い位置にないかを歩いて見ておくと安心です。浸水が気になる方は、対になる強い側の記事で台地上の駅もあわせて比べてみてください。

よくある質問

Q1. 京成松戸線で一番浸水しやすい駅はどこですか?

松戸です。値は52.0%で、2位の八柱(8.9%)と比べても大きく離れています。低地にかかる位置にあることが、ほかの駅との差につながっています。

Q2. この数値は駅のどのあたりを指していますか?

駅を中心とした半径800mの円の中で、浸水深0.5m以上の想定区域が占める面積の割合です。円の中のどこに区域があるかまでは表していないため、同じ駅でも出口の向きや住む場所によって実際の条件は変わります。住所単位の確認にはハザードマップを使ってください。

Q3. 松戸線の中間の駅はなぜ値が並んでいるのですか?

中間の区間は台地の平らな部分を走っており、徒歩圏に0.5m以上の浸水想定区域が入らないためです。表示上は同じ値なので、この区間の駅は順位では選べません。通勤のしやすさや買い物・医療など、ほかの条件で比べるのが現実的です。

出典・算出方法

  • 指標: 洪水浸水想定率(0.5m以上) — 駅中心半径800m円のうち、洪水浸水想定区域(想定最大規模)で浸水深0.5m以上の面積の割合。A31b 浸水深ランク2以上
  • 対象: 京成松戸線の駅のうち、駅条件「pop_2020>=5000」を満たす24駅
  • 順位%は首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)全駅の中での位置(100に近いほど良い)。算出式の版: 6a.1
  • 使用データ:
  • 国土数値情報 洪水浸水想定区域(1次メッシュ単位)(A31b)2025年度版(2025、CC BY 4.0(国土数値情報ダウンロードサイトコンテンツ利用規約)): https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-A31b-2025.html
  • 国土数値情報 500mメッシュ別将来推計人口(R6国政局推計)2024年度版(2024、CC BY 4.0(国土数値情報ダウンロードサイトコンテンツ利用規約)): https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-mesh500r6.html
  • 集計日: 2026-09-23

免責

本記事は公開データを機械的に集計したもので、個々の物件・建物の安全性や資産価値を保証するものではありません。指標は駅中心から半径800mの円で集計しており、同じ駅でも場所によって状況は異なります。ハザードマップ・統計の原典は各公的機関の最新版を必ずご確認ください。