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京成松戸線 水害

京成松戸線で大雨に強い駅は17駅、差が出るのはここから【2026年版】

京成松戸線で大雨に強い駅は17駅あり、対象駅の71%(7割)を占めます。

2026-09-22 公開 ・ 出典は使用データ

京成松戸線の青=浸水0.5m以上、濃い青=3m以上の想定区域と駅を重ねた地図

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京成松戸線で大雨に強い駅は17駅あり、対象駅の71%(7割)を占めます。この17駅は徒歩圏の中に浸水深0.5m以上の洪水浸水想定区域が一切かからず、値はそろって0.0%です。横並びなので、この中で駅同士を比べても差はありません。差が出るのは残りの駅だけです。

記事の先頭の地図では、色の付いた範囲が洪水の浸水想定区域を表しています。駅の位置とその範囲との重なりを見ると、沿線のどこで浸水の想定が入り込むかが分かります。

私たちは国土数値情報の洪水浸水想定区域(想定最大規模)を駅ごとに集計しました。値は徒歩圏の面積に占める割合で、駅から半径800mの円の中に浸水深0.5m以上の想定区域がどれだけ含まれるかを示します。対象は京成松戸線の24駅で、徒歩圏人口が一定以上の駅に絞っています。

大雨に強い駅は17駅(京成松戸線の71%)

次の駅は、徒歩圏に浸水深0.5m以上の想定区域がまったく入りません。並びは路線順で、順位を示すものではありません。

[京成松戸線で大雨に弱い駅ワースト10【2026年版】](/articles/flood_ratio_05-line-24a18a74-worst)

沿線での位置

対象駅を路線順に並べ、駅ごとの値を棒の高さで示したのが次の図です。

京成松戸線の24駅を洪水浸水想定率(0.5m以上)の高さで並べた図(路線順。濃い色は大雨に強い駅)松戸松戸新田五香北初富二和向台高根公団新津田沼京成津田沼52.0%0.0%濃い色=大雨に強い駅

棒がほとんど立たない区間が長く続き、値が出る駅は路線の両端近くに偏っています。松戸寄りの端と、京成津田沼に近い区間の一部に棒が見える一方、中ほどの鎌ケ谷市から船橋市北部にかけては平らな並びが途切れません。

地図と合わせて見ると、想定区域の色が駅の円に届くのは川や低い谷筋に近い場所に限られます。図だけで判断せず、先頭の地図で色の広がり方を確かめるほうが確実です。

地形と背景の解説

京成松戸線の多くの区間は、台地の上を走っています。台地は周囲の低地より一段高く、川があふれたときの水が広がりにくい地形です。大雨に強い駅がここまで多いのは、路線の大半がこの高い面に乗っているためと考えられます。

松戸市の常盤平五香の周辺、鎌ケ谷市の各駅、船橋市北部の住宅地は、いずれも台地の上に開けた街です。駅の円の中に河川沿いの低地がほとんど入らないため、浸水想定区域が重なりません。

一方で、台地の縁には低地との境目になる崖線があり、かつての川の流れの跡(旧河道)や谷筋が台地に食い込んでいる場所もあります。松戸寄りでは、路線が台地の縁から川沿いの低地へ近づくため、円の中に想定区域が入り込みやすくなります。京成津田沼に近い区間でも、谷筋が台地を刻む場所では駅によって値が出ます。

同じ路線の中で、台地の上か、台地の縁や低地に近いかで結果が分かれる。これが京成松戸線の水害リスクを読むときの基本の見方です。

まとめ

京成松戸線の沿線は、7割の駅が台地の上にあって大雨に強いという恵まれた条件にあります。ここに挙げた17駅を検討しているなら、水害の面での駅同士の差は気にせず、通勤や家賃、買い物のしやすさで選んで構いません。

ただし、値はあくまで駅を中心にした円の平均です。住む場所を絞り込む段階では、自治体のハザードマップで番地単位の想定を確認し、現地で坂の上か下かを歩いて確かめておくと安心です。想定区域がかかる駅の詳しい状況は、対になる記事で扱っています。

よくある質問

Q1. 京成松戸線で浸水想定区域に入らない駅はどこですか

上の一覧に載せた17駅は、徒歩圏に浸水深0.5m以上の想定区域がかかりません。この基準で見る限り、どの駅も同じ評価です。

Q2. 同じ値の駅がこれほど多いのはなぜですか。その中ではどう選べばよいですか

路線の大半が台地の上を通っていて、浸水の想定がそもそも届かない駅が多いためです。水害の面で差が無い以上、選ぶ決め手は通勤のしやすさや家賃、周辺の買い物環境になります。サイトの駅ページでほかの項目を比べてください。

Q3. 「大雨に強い」の数値は駅のどの範囲を見ていますか

駅を中心とした半径800mの円に占める、浸水深0.5m以上の想定区域の面積の割合です。円の中でも場所によって地盤の高さは違い、台地の縁や谷筋に近い住所では想定が入ることもあります。個別の住所はハザードマップで確かめてください。

出典・算出方法

  • 指標: 洪水浸水想定率(0.5m以上) — 駅中心半径800m円のうち、洪水浸水想定区域(想定最大規模)で浸水深0.5m以上の面積の割合。A31b 浸水深ランク2以上
  • 対象: 京成松戸線の駅のうち、駅条件「pop_2020>=5000」を満たす24駅
  • 順位%は首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)全駅の中での位置(100に近いほど良い)。算出式の版: 6a.1
  • 使用データ:
  • 国土数値情報 洪水浸水想定区域(1次メッシュ単位)(A31b)2025年度版(2025、CC BY 4.0(国土数値情報ダウンロードサイトコンテンツ利用規約)): https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-A31b-2025.html
  • 国土数値情報 500mメッシュ別将来推計人口(R6国政局推計)2024年度版(2024、CC BY 4.0(国土数値情報ダウンロードサイトコンテンツ利用規約)): https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-mesh500r6.html
  • 集計日: 2026-09-23

免責

本記事は公開データを機械的に集計したもので、個々の物件・建物の安全性や資産価値を保証するものではありません。指標は駅中心から半径800mの円で集計しており、同じ駅でも場所によって状況は異なります。ハザードマップ・統計の原典は各公的機関の最新版を必ずご確認ください。