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神奈川 水害

神奈川県で大雨に強い駅は76駅、差が出るのはここから【2026年版】

神奈川県で大雨に強い駅を探すと、洪水浸水想定率(0.5m以上)が最良値の0.0%で並ぶ駅が76駅あります。

2026-09-21 公開 ・ 出典は使用データ

神奈川県の青=浸水0.5m以上、濃い青=3m以上の想定区域と駅を重ねた地図

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神奈川県で大雨に強い駅を探すと、洪水浸水想定率(0.5m以上)が最良値の0.0%で並ぶ駅が76駅あります。対象310駅の25%にあたります。この76駅は表示上同じ値で、互いに差はありません。差が出るのは残りの駅です。

記事の先頭の地図では、色付きで重なっている範囲が洪水浸水想定区域です。駅の徒歩圏にこの範囲がかかっているかどうかを、目で確かめられます。値は徒歩圏の面積に占める割合です。駅から半径800mの円のうち、想定最大規模の大雨で浸水深0.5m以上になる区域が占める割合を指します。対象は神奈川県の310駅で、徒歩圏人口が一定以上の駅に絞っています。

ここでの0.0%は、想定区域がまったく無いという意味ではありません。表示上は0.0%でも、ごく狭い想定区域を含む駅がこの中に混ざっています。「徒歩圏にほとんど想定区域がかからない駅」と読むのが正確です。

大雨に強い駅は76駅(神奈川県の25%)

最良値で並ぶ駅を1駅残らず載せます。並びは路線ごとの駅の並び順に沿ったもので、順位ではありません。

相模大野浦賀南橋本東林間南部市場・北鎌倉・馬堀海岸三浦海岸真鶴都筑ふれあいの丘中央林間・東白楽・立場・鳥浜・港南台・京急大津・津久井浜・南林間・白楽・相模大塚・中田・洋光台・並木北・京急長沢・仲町台・妙蓮寺・鶴間・大和・踊場・新杉田・並木中央・県立大学・YRP野比・相模原・北山田・元町・中華街・磯子・幸浦・横須賀中央・矢部・三ツ境・南万騎が原・横須賀・汐入・淵野辺・青葉台・二俣川・希望ヶ丘・山手・渋沢・逸見・岸根公園・安針塚・堀ノ内・八景島・京急田浦・三ツ沢上町・六会日大前・海の公園柴口・極楽寺・三ツ沢下町・辻堂・長谷・たまプラーザ・能見台・京急富岡・杉田・屏風浦・小田急相模原・大口・東神奈川・羽沢横浜国大・百合ヶ丘・読売ランド前・京急東神奈川・神奈川新町

相模原市・大和市のような内陸の駅、横浜市の丘の上に開けた住宅地の駅、横須賀市の海沿いの駅が混ざっています。地域はばらばらに見えますが、共通点は地形にあります。

神奈川県で大雨に弱い駅ワースト10【2026年版】

沿線での位置

対象の310駅を値の順に並べた図です。

神奈川県の310駅を洪水浸水想定率(0.5m以上)の高さで並べた図(値の順。濃い色は大雨に強い駅)相模大野津久井浜県立大学山手杉田六会日大前武蔵新城99.6%0.0%濃い色=大雨に強い駅

値の小さい側には、濃い色の棒がほとんど高さを持たずに長く続きます。これが76駅のかたまりです。そこを抜けると棒は少しずつ伸び始め、最大の99.6%まで切れ目なく続きます。途中で急に跳ね上がる場所はなく、値の違う駅がなだらかにつながっています。

対象駅全体では中央値が10.2%、平均が23.6%です。0.0%のかたまりを抜けた先で、駅ごとの値が広い幅に散らばっていることが、この2つの数字から分かります。駅を比べる意味があるのは、このかたまりの外側です。

地形と背景の解説

洪水の浸水想定は、川からあふれた水がどこまで広がるかを計算したものです。水は低い方へ流れるので、川沿いの低地や昔の川筋(旧河道)では想定区域が広くなります。反対に、周りより一段高い台地や丘陵の上には水が届きにくく、想定区域はほとんど描かれません。

76駅の多くは、この「一段高い場所」に駅があります。内陸の駅は広い台地の上に並び、近くに大きな川の低地を抱えていません。横浜市の郊外の駅は、丘陵を切り開いた住宅地の中にあるものが目立ちます。台地と低地の境目にある崖線を越えるかどうかで、隣り合う地域でも値が大きく変わるのはこのためです。

海沿いの駅が入っている点は、意外に感じるかもしれません。こうした駅は、背後に丘陵が迫り、大きな川の下流域を持たないことが多く、川の氾濫による浸水想定が小さく出ます。ただし、この指標は川の洪水だけを見ています。海沿いでは高潮や津波の想定が別にあり、丘陵に近い場所では土砂災害の区域がかかることもあります。大雨に強いという評価は、あくまで洪水に限った話です。

まとめ

76駅は、洪水の浸水想定という点では神奈川県の中で横並びの最良グループです。この中から選ぶときは、浸水以外の条件で比べるのが現実的です。

まずは、住みたい番地を市区町村のハザードマップで確かめてください。この指標は半径800mの円全体の割合なので、同じ駅でも住所によって状況は変わります。あわせて、海沿いなら高潮・津波、丘陵地なら土砂災害の区域も見ておくと安心です。最後に、駅から住まいまでを実際に歩き、坂や窪地の位置を確かめましょう。土地の高低は、そのまま水の流れ方の目安になります。

よくある質問

Q1. 同じ値の駅がこれほど多いのはなぜですか。どう選べばよいですか。

神奈川県には台地や丘陵の上にある駅が多く、徒歩圏に浸水想定区域がほとんどかからない駅がまとまって存在するためです。この76駅の間では洪水の条件に差がないので、通勤のしやすさや家賃、買い物の便利さなど別の軸で比べてください。

Q2. 0.0%の駅なら、浸水の心配はいりませんか。

言い切れません。値は駅から半径800mの円に占める割合で、表示上0.0%でも狭い想定区域を含む駅があります。また、下水があふれる内水氾濫や、海沿いの高潮・津波はこの指標に入っていません。

Q3. 自分の住所の浸水想定はどこで調べられますか。

市区町村が公開している洪水ハザードマップや、国のハザードマップポータルサイトで、住所ごとの想定浸水深を確認できます。この記事の値は駅を比べるための目安として使い、最終的な判断は住所単位の地図で行ってください。

出典・算出方法

  • 指標: 洪水浸水想定率(0.5m以上) — 駅中心半径800m円のうち、洪水浸水想定区域(想定最大規模)で浸水深0.5m以上の面積の割合。A31b 浸水深ランク2以上
  • 対象: 神奈川県の駅のうち、駅条件「pop_2020>=5000」を満たす310駅
  • 順位%は首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)全駅の中での位置(100に近いほど良い)。算出式の版: 6a.1
  • 使用データ:
  • 国土数値情報 洪水浸水想定区域(1次メッシュ単位)(A31b)2025年度版(2025、CC BY 4.0(国土数値情報ダウンロードサイトコンテンツ利用規約)): https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-A31b-2025.html
  • 国土数値情報 500mメッシュ別将来推計人口(R6国政局推計)2024年度版(2024、CC BY 4.0(国土数値情報ダウンロードサイトコンテンツ利用規約)): https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-mesh500r6.html
  • 集計日: 2026-09-22

免責

本記事は公開データを機械的に集計したもので、個々の物件・建物の安全性や資産価値を保証するものではありません。指標は駅中心から半径800mの円で集計しており、同じ駅でも場所によって状況は異なります。ハザードマップ・統計の原典は各公的機関の最新版を必ずご確認ください。